介護職の正社員とパートの違いは?メリットとデメリット

介護の仕事 2022年10月26日
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介護職として働く場合、正社員とパートの違いはどのようなものがあるのでしょうか?いずれにも一長一短があり、どちらが適するのかは、ご自身の考えやライフスタイルなどによって異なるでしょう。ここでは介護職の正社員とパートについて、それぞれメリットやデメリットをご紹介します。介護職としてどんな働き方を選ぶか迷われている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

介護職の正社員とパートの違いはどこにあるの?

勤務時間のイメージ

介護職の正社員とパートの主な違いを以下で確認しましょう。

責任の大きさが違う

介護職の正社員とパートでは、業務上の責任の重さに大きな違いがあります。正社員は事業所の一員として、介護業務を円滑に進めていく責任がある立場です。そのため、勤務時間も8時間以上などと、長くなることが多いでしょう。一方でパートは臨時に雇用されており、補助的な業務が多くなります。出勤が週に4日以下だったり、1日の勤務時間も6時間以下が一般的です。

勤務の柔軟性や給与待遇の違い

パートは家庭の事情などにあわせ、勤務時間やシフトの変更がしやすい働き方です。しかし正社員の場合、勤務時間や日数、シフトが固定されています。そのかわり、正社員はパートに比べて給料が高く、ボーナスの支給や福利厚生など待遇面で恵まれている職場が多いです。

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介護職の正社員として働くメリットとデメリット

正社員雇用契約書のイメージ

介護職の正社員として働くメリットとデメリットをご紹介します。

【メリット】

給与や福利厚生が充実している

介護職に限りませんが、正社員になると給料が安定していて福利厚生が充実しています。

仕事に責任がある一方でスキルアップが望める

正社員になると、仕事に対してある程度の責任が生じます。しかしその一方で、ユニットリーダーやチームリーダーとして役割を担ったり、資格を取得して仕事の幅が広がったりとスキルアップの機会が多いはずです。もちろん責任のある立場として、自由度は低くなるかもしれません。しかしスキルアップに伴って給料が上がり、生活も安定していくでしょう。

人生設計(ライフプラン)が立てやすくなる

正社員は長く安定的に働き続けられるので、将来設計しやすい点もメリットです。たとえば結婚して子供ができた場合、教育費など将来的な出費に備えやすいでしょう。事業所の経営不振などが起こらない限り、正社員であればおおよそどの程度の収入が得られるか見通しがつくはずです。

生活が安定して住宅ローンなども組みやすくなる

パートは勤務時間・日数に給与が左右されるほか、人員過多になると働けなくなる不安が拭えません。しかし正社員は長期的な勤務を前提としており、生活面で安定しています。たとえば自宅を購入するとき、正社員はローンが組みやすいです。パートでは収入が不安定なため、審査が通らないことがあります。

【デメリット】

仕事上の責任が重くなりストレスになりやすい

正社員になると、仕事上の責任が大きくなります。その責任がストレスとなり、仕事がつらいと感じてしまうかもしれません。長く勤務していれば、チームリーダーやユニットリーダーつとして他スタッフを指導したり、まとめあげたりする仕事も増えてきます。これをストレスではなく、やりがいと捉えて取り組むことが大切です。

介護業務以外の仕事が多くなる

正社員になると、ただ介護の仕事だけこなせばいいというわけにはいきません。他スタッフの勤務表作成や書類・介護記録の整理、ケアプランの作成など、パートと比べて事務作業が多くなります。パートから正社員になった場合、以前より現場での仕事から遠ざかってしまったと感じるかもしれません。

介護職でパートとして働くメリットとデメリット

ワークライフバランスのイメージ

続いて、介護職でパートとして働くメリットとデメリットをご紹介します。

【メリット】

勤務時間やシフトの融通がききやすい

子育てなど家庭の事情から、フルタイムで勤務できない人は少なくありません。多くの事業書で、パートなら勤務時間やシフトの融通が利きやすいよう配慮されています。

仕事上の責任が軽くストレスが少ない

パートの場合、チームリーダーや指導係といった責任の重い立場に就くことはありません。そのため、業務上の責任からストレスを感じることは少ないでしょう。

家庭を大事にしながらマイペースで働ける

パートは勤務時間が少なく、勤務日数も週3~4回程度という勤務形態が多く見られます。そのため、プライベートの時間を十分に確保しながら働ける点はメリットです。

【デメリット】

給与や福利厚生の面で不利

パートは正社員に比べて給料が安く、福利厚生などにも恵まれないことが多いでしょう。ボーナスなどもないため、正社員に比べて年収が低くなります。

責任のある仕事を任せてもらえない

チームリーダーや指導役など、責任のある仕事をパートに任せる職場はほとんどありません。そのため、スキルアップに積極的な方なら、仕事に対してやりがいを感じにくいでしょう。

ライフプランが立てにくい

パートは正社員と異なり、いつ雇用を打ち切られるかわからない立場です。そのため、ライフプラン(将来設計)が立てにくいというデメリットがあります。

どうしたら介護職の正社員になれるの?

笑顔の女性作業員

パートタイムとして働きながら、正社員での就業を目指す人も少なくありません。では、どうすれば正社員になれるのでしょうか?ここで、いくつか具体的な手段をご紹介します。

介護関係の資格を取得する

介護職員初任者研修や介護福祉士など、介護関連の資格はさまざまです。たとえばパートとして働きながら介護職員初任者研修を修了すれば、その知識を生かして正社員登用が目指せるかもしれません。事業所側も専門的な知識を持つスタッフとして、色んな仕事が任せやすくなります。

正社員を募集している介護事業所へ応募する

介護業界は深刻な人材不足です。そのため、多くの介護事業所で正社員募集の求人を出しています。未経験者や無資格者でも正社員として受け入れている事業所もありますので、そうした職場を探すのも一つの方法です。

パートから正社員へ登用してもらう

資格取得以外にも、パートから正社員への登用制度を設けている介護事業所がたくさんあります。誠実に働く姿勢や周囲との良好な人間関係など、「長く働いてもらいたい」と思われれば正社員への道が拓かれるかもしれません。そうした職場では、上司などに日ごろから「いずれ正社員として働きたい」という意思を伝えておくことが大切です。

介護スキルを積む

介護業界では資格も大切ですが、介護スキルの高いスタッフが優遇されます。日々の業務のなかで介護に関する知識や技術を習得し、周囲のスタッフから認められる存在になりましょう。正社員として働くのに十分なスキルを身に付け、正社員として働ける職場を探すのも一つの方法です。

介護職の正社員とパートについてよくある質問

介護職の正社員とパートについてよくある質問に回答します。正社員になろうか、パートになろうか悩んでいるという方は、ぜひご一読ください。

介護職の正社員とパートの仕事内容はどれくらい違うの?

介護職員としての仕事内容自体に大きな差はないでしょう。食事介助や入浴介助など、行う介護業務は同じです。しかし、仕事に関する責任は、正社員の方が大きくなります。また、責任が大きくなるということは、指導係やチームリーダーになることも。チームリーダーになれば、業務の指示や教育を行うようになるので、パートより仕事が増えてしまいます。

介護職のパートの給料っていくらぐらいなの?

介護職のパートの給料(時給)は、常勤のパートで22万3,880円、非常勤のパートで11万3,490円です。
正社員の給料(月給・常勤)は、31万6,610円で、フルタイムで働いているパートとの給料差は約9万円。フルタイムで働く場合は、正社員を目指したほうが給料がアップするでしょう。
給料は施設によって異なるので、あくまで参考としてご覧ください。

まとめ

働き方改革のイメージ

介護職の正社員とパートの違いには、仕事上の責任の重さが挙げられます。多くの事業所では、大きな責任の伴う仕事をパートではなく正社員に任せるものです。勤務時間も長く大変な面もありますが、その分だけ給料や福利厚生が充実しています。これに対してパートは臨時に雇用されている立場上、補助的な業務が多いでしょう。責任によるストレスが少なく、勤務時間やシフトの融通もききやすい働き方です。ただし、パートは正社員に比べて給与や福利厚生の面で不利なケースが多く、ボーナスなどもありません。自分にとってどちらの働き方が合っているのか、十分に検討してください。

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